皆さんこんにちは！
プライベートジムReviveです！

さて、今回のブログは前回に引き続きオメガ3脂肪酸はたくさん取るべきなのか。
3つ目のポイントについて語っていきます！

理由3
摂取方法を間違えると毒

オメガ3脂肪酸は、アマニ油や魚の脂から摂取できます。
世間一般的には、魚を食べてオメガ3を取ろうとする方がとても多いです。

実はここに落とし穴があります。

○水銀
魚はオメガ3以外に、水銀を含んでいます。
魚によっては、かなり高濃度な水銀を保有しています。

水銀は神経への毒性があるため、水銀を多量に摂取してしまうと、胃腸の不快感、吐き気、頭痛、知覚異常などの症状が出てしまいます。

水銀の濃度が高い魚として有名なのがマグロ・カツオなどの回遊魚が多いです。
特にマグロで言えば大トロの部分に多く、水銀が集まっているので、あまり多く摂取しない方が望ましいです。

○酸化
オメガ3脂肪酸は光・酸素・加熱に非常に弱い性質があります。
特にオメガ３は常温～高温では非常に酸化しやすいことがわかっています。
オメガ３脂肪酸は酸化すると毒性の強い過酸化脂質になります。（前回のブログ参照）大部分は消化管で分解されて毒性が弱まりますが、少量は体内に吸収され細胞の機能異常を引き起こすことがわかっています。
過酸化脂質が動脈硬化や認知症につながると考えられています。

そのため、魚の油を摂る際は焼くよりも生食を中心としましょう。
生臭い匂いが発生してる時は酸化が始まってる証拠ですので、新鮮な状態の魚を食べるようにするのがポイントです。

いかがでしたでしょうか？
オメガ3脂肪酸をとにかく摂取すればいいという話ではありません。
いろんな栄養素にも適量というものがあります。
オメガ6の割合が多いからオメガ3の割合を増やすと言う観点は非常に懐疑的です。
添加物・アルコールなど体に害のあるものは取らないように指導しているのに、なぜ脂肪酸の話になると急に割合の調節に入るのでしょうか。

まず1番大事なのは、サプリメントや魚などを大量に取り、オメガ3の数を増やすのではなく、オメガ6の摂取量を減らすことが1番優先ではないかと考えます。

体に良いものを取るよりも、体に悪いものを取らない。

これが健康の鉄則です！

最後に明言しておきますが、オメガ3を完全否定しているわけではないです！
オメガ3脂肪酸も規定量まで摂ることはお勧めですので、付き合い方に気を付けていきましょう！
それでは次回のブログを楽しみに！

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