こんにちは、トレーナーの中井です！
前回に引き続き出産時と体についてのお話です。

出産時は体力が大事、と聞いたことはありますか？

自分の場合は
「体力」って漠然としているけど、

一体なにを備えればよいのか

わかりませんでした。


…皆さん備えていますか？

出産経験のある経産婦さんのほうが
比較的すんなり生まれる率が高いようですし、
特になにか気にしなくても、特に若い方は
スムーズにお産が進む方も
もちろん多くいらっしゃいますが、

出産年齢は近年上がってきている中、
私のように高齢出産(35歳以上)になると、
身体を鍛えていたりと備えをしなければいろいろと厳しくなります。

だからこそ
できるところは予め備えておきたいですよね。

では、具体的に出産に何が必要なのか？
娩出力以外で大事だと思ったのは以下の点です:

持久力
陣痛に耐えながら初産だと16時間くらい過ごします。痛いとやっぱり力みます。力むのを繰り返すので筋トレ状態。
脱力できる
赤ちゃんを押し出す力は必要ですが、タイミングも重要。押し出してはいけないタイミングは余計な力を抜きたいところです。これが結構難しい！
腹横筋のコントロール
「いきんでください」と言われたら全力出せるように。筋力もですが踏ん張る力、全身の力をお腹に集中させること、力を出す方向も大事でした。
呼吸とメンタリティ
陣痛が来て休んで、の感覚はどんどん短くなります。合間に体も呼吸もメンタルも立て直して、は大切！

経験＋トレーナーの視点ではこれらが「体力」の正体ではないかと思われました。

ちなみに初産の方へ、私も勘違いしていましたが、
陣痛の間隔2分、という時、2分休憩じゃありません。
陣痛が来てから次の陣痛が来るまでが2分、
うち1分は陣痛中です。
痛いのが嫌になってもひたすら繰り返されるので疲労します。

でも下手に力むと赤ちゃんが苦しくて心拍が落ちたりする。
出産中にお腹に取り付けたモニターがピーピー鳴れば不安ですよね。
上記の色々な点を備えることで赤ちゃんがより安全になる助けになれば
不安も少なくママも集中してがんばれます。

私(43歳)の場合は、
お産自体は上手だったと褒められ
胎児の心拍もずっと安定していたのは苦しい中でも安心でした。
「ご高齢なのに」と6回くらい言われました笑

ただ一つ、息子が予想より大幅に大きく(3800g)頭囲も大きかったので
出てこなくて結局お腹を押してもらいながら吸引分娩となりました。
一緒に手を出しながら出てきたのでちょっと大変でしたが。

出産は間違いなく人生の一大イベント！
そしてその直後から赤ちゃんとのかけがえのないイベントは毎日続きます。
それなら出産とその後に向けて

試合に向けての体づくり

くらいしっかり準備しても損はないと思いませんか？

すべての妊娠に当てはまるわけではありませんが、
多くの方が少しの頑張りで、より不安より喜びの多いお産にできます。
産後も自分と家族を支える資本(体)ができます。

興味のある方はぜひ一度Reviveに遊びにきてください！


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